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重症のハント麻痺になった話(1):発症から20日目まで

それはある朝、舌の痺れと共に始まった。

その日のうちに、あれよあれよと言う間に顔半分が動かなくなり、顔面神経麻痺になってしまった。

※この記事は、私の体験記です。いろんな情報を調べましたが、専門家ではないので参考程度にしてください。

麻痺を感じたら、すぐに病院へGO!

顔面神経麻痺は、原因の分からないものを「ベル麻痺」(多くはウィルス性)、水痘・帯状疱疹ウイルスによるものを「ハント症候群」という。その他にも脳の疾患、腫瘍によるものなど、命に関わる原因があることもある。

ウィルス感染の場合最初の3日が勝負と言われ、早急にステロイドか抗ウイルス薬の治療を始める方が良いそうだ。

最初の治療が遅れてしまうと後遺症が残る可能性が高く、すぐに詳しい先生に見てもらい他の病気の可能性も調べるためにも、いろいろな検査のできる大きな病院に行きたい。

ベル麻痺と思っても、放置は止めたほうがいい

ネットを読むと、ベル麻痺の自然治癒率は約70%と書いてあるところが多い。

だからといって安心して放置しておいたら、治癒に時間がかかってしまったり、自然治癒の効かない重い麻痺の場合もあるので素人判断は危険だ。

私は耳の痛みが無く、帯状疱疹も出ていなかったため、最初ベル麻痺だという診断で危うく入院を取りやめるところだった。ところが別の病院でかなり重症のハント麻痺だと判明したので、素人判断で「自然治癒するから放置しよう」と考えなくて良かった。

原因はなんだったのか?

ベル麻痺とハント症候群の大半は、幼少期に感染したウィルスが潜伏していて、ストレスが溜まったり、冷えたり体が弱ったりした時に再活性化して起こるそうだ。

そういえば、私は以前はよくスポーツをしていたのに、ここ数年いろんな挫折があり悩んだり、休日は家に篭りがちになっていた。またハント麻痺にかかる直前、1週間ほど夜中までかかって仕事をしていたのが原因かもしれない。

仕事が忙しかったりするとつい無理をしがちだが、気力だけでどうにかなるものではなく、思わぬ落とし穴があるので普段から体のサインに気づけるようにしたい。

私の場合:発症から、他の病院に転院するまで

発症前日

特に痛みも違和感もなく、普通に過ごしていた。ただ、仕事が忙しく夜中まで根を詰めてやっていたので、それが原因かもしれない。

発症1日目

朝、ピリピリした舌の痺れと共に、片方の瞼が重く感じた。
なんか疲れてるのかな?・・・なんてのんきに考えてると、昼頃立ってられないほどの目眩が襲ってきた。(目眩はなく麻痺だけの人、耳の痛みや頭痛、耳の周りに帯状疱疹が出来る人も多いらしい)

ヤバイ!風邪をひいちゃった!と思い、早めに仕事を終えてベッドへ。

夜、水を飲もうとしたら、あれれれ?水が口からこぼれる。
そしてやっと顔半分が動かなくなってしまったことに気付いた。

↓その時の私。片方の目が閉じられず、瞼と口角が下がり、口と鼻が麻痺してない方に曲がってしまった。

2日目:入院

ものすごい目眩でフラフラになりながら朝一で病院へ。
ベル麻痺だと思うが、目眩が酷いなら今日から入院しますか?と言われそのまま入院。

・ステロイド点滴
・バルトレックス錠(抗ウイルス剤)

などの治療を受け、目眩と頭痛で一日中寝ていた。

即入院だったため準備も出来ず不便もあったが、看護師さんが優しくて安心できた。
ただ、目眩と吐き気でご飯は全く食べれない日が続いた。

5日目:退院

まだ目眩はあるものの、とりあえず以下の薬をもらって退院。麻痺は治療をしていても1週間目まではむしろ酷くなるとのことで、あまり不安には感じていなかった。

・メチコバール(ビタミンB12)
・バルトレックス

ステロイド点滴で、夜眠れなかったりむくみなどの症状が出ることもあるらしい。

特に大部屋は他の患者さんのイビキなどもあるので、耳栓がとてもオススメである。

15日目:筋電図検査をうけるが、スコアが0だった

筋電図は、顔のあちこちに電極を貼り、筋肉の動きや神経を調べる検査。
バチンッ!という感じで痛みはあるが、耐えれないほどではない。

ここに来て、先生から「スコアがゼロだった。かなりの重症で治らない可能性も高い。手術を受ける事もできるが別の病院に移るか?」という話があった。

すっかりベル麻痺だと思っていたので、治らないかもと聞いてショックを受けてしまった。

まぁ、若い女性ならものすごいショックだろうが、私はなんせもともとおブスなのである程度諦めはついている。それでも後で後悔しないように出来ることをやってみようと思い、転院の手続きをとった。

思えば、重症だと判明するまでの間、ステロイド点滴を受けていなかったので、治療の期間が空いてしまった事がちょっと悔やまれる。
また、転院してから同じ検査を何度も受け、費用が二重にかかってしまったので、最初からもっと調べて専門病院に行った方がよかったのかもしれない。

↓続きはこちらから

「重症のハント麻痺になった話(2):顔面神経原価術をした」に続く

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